**数秘で人生をほどく

――花暢の占いノート・数秘羅針術 実践編――**

この章は、

  • 占い師を目指す人の教科書ではなく
  • 「自分の人生を理解したい人」のための実践編

として書いていきます。

数秘は、当てるためのものではない

――羅針盤として数字を使うという考え方――

「数秘って、当たりますか?」

鑑定の現場で、
ときどき、そう聞かれます。

私はその質問に、
少しだけ考えてから答えます。

「当てるために使うと、
 数秘は、とても窮屈になります」


占いを「当てにいく」と、人生が狭くなる

未来を当てようとすると、
人は無意識に、こう考え始めます。

・この選択は正解か
・失敗しないか
・間違っていないか

すると、
人生はどんどん 選択肢の少ないもの になっていきます。

数秘は、本来、
人生を狭めるためのものではありません。


羅針盤として数字を見る

私が数秘を使うとき、
いつも意識しているのは
「羅針盤」という感覚です。

羅針盤は、

・正解の道を教えてくれるわけではない
・目的地まで連れていってくれるわけでもない

ただ、
今、自分がどちらを向いているか を示します。

数秘も、同じです。


数字は「性格」ではなく「役割」

よくある誤解があります。

「私は◯番だから、こういう性格ですか?」

数字は、性格診断ではありません。

数秘が教えてくれるのは、
人生の中で、どんな役割を担いやすいか ということ。

・引き受ける役
・調整する役
・一歩引いて見る役
・前に出る役

それが分かると、
「なぜいつも同じところで疲れるのか」
が見えてきます。


数秘は、人生を説明する道具

人生には、
説明がつかないことがたくさんあります。

・なぜこの家族なのか
・なぜこの人と出会ったのか
・なぜ同じ悩みを繰り返すのか

数秘は、
それに 意味づけをする道具 です。

意味が分かると、
人は少しだけ、自分を許せるようになります。


花暢の数秘羅針術が大切にしていること

私の数秘羅針術は、

・未来を縛らない
・不安を煽らない
・依存を生まない

その代わりに、

・理解する
・整理する
・自分に戻る

ために使います。


数秘は、人生を生きやすくするためにある

人生は、
正解を当て続けるゲームではありません。

迷いながら、
立ち止まりながら、
選び直しながら、生きていくものです。

数秘は、
その途中で、
「今はこの辺ですよ」
と教えてくれるだけ。

それで十分だと、
私は思っています。


🌸 次回予告(第3章・第2話)

次回は、
「自分の数字を知る、という最初の一歩」
――誕生日の数が、あなたに何を教えてくれるのかを書きます。