家族と年運
――流れは、一人分ではない――
年運の相談を受けていると、
ときどき、こんな声を聞きます。
「自分の流れは分かったけれど、
家族がいると、その通りに動けません」
それは、とても自然な感覚です。
人生は、
一人で完結しているものではありません。
特に、
親・配偶者・子どもといった家族の関係では、
流れは必ず重なり合って動いています。
年運は「個人プレー」ではない
数秘で年運を見るとき、
私が必ず意識していることがあります。
それは、
人は一人分の年運だけで生きていない
ということです。
・自分の年運
・家族の年運
・その関係性の中での流れ
これらが重なり合い、
現実の出来事として現れてきます。
家族の年運が、前に出るとき
ときには、
自分の流れよりも
家族の年運が前に出る時期があります。
・子どもの節目
・配偶者の転機
・親の体調や環境の変化
そうしたとき、
「自分の年運通りに動けない」
と感じるかもしれません。
でもそれは、
年運がズレているのではなく、
今は家族の流れを支える役割にいる
というだけのことです。
支える年は、無駄にならない
誰かの流れを支える年は、
自分の人生が止まっているように
感じることがあります。
でも、数秘で見ると、
その時間は確実に
次の自分の流れの準備 になっています。
・価値観が整理される
・本当に大切なものが見えてくる
・無理な役割を手放す準備が整う
支える年は、
自分をすり減らす年ではありません。
家族の流れに巻き込まれすぎないために
ただし、
ひとつだけ大切なことがあります。
それは、
自分の人生を消してしまわないこと。
家族のために動く年でも、
・自分の体調
・自分の気持ち
・自分の限界
これらを無視し続けると、
年運の学びは
「負担」に変わってしまいます。
花暢が家族年運を見るときの視点
私は、家族の年運を見るとき、
必ずこう問いかけます。
・今、誰の流れが前に出ているか
・その役割は、期限付きか
・いつ、自分の流れに戻るのか
これが分かるだけで、
人は安心して
「今の役割」を引き受けられるようになります。
流れは、必ず巡ってくる
人生は、
誰かのために動く時期と、
自分のために動く時期を
交互に繰り返します。
今は家族の流れに寄り添う年でも、
次は、
自分の流れが前に出る年が来る。
年運は、
その「順番」を教えてくれます。
家族がいるから、人生は複雑で、豊か
家族がいる人生は、
思い通りにならないことも多い。
でもその分、
一人では得られない学びがあります。
年運は、
それを我慢させるためではなく、
納得するために使うもの。
年運は、人生を責めない
自分の流れ通りに動けないからといって、
人生が遅れているわけではありません。
年運は、
「あなたは間違っていません」
と伝えるためにあります。
今は、
一人分ではない流れを生きている。
それだけのことです。
🌸 次回予告(第4章・第5話)
次回は、
「年運を見て、何もしないという選択」
――あえて使わない年運の話を書きます。