「生かされている」と感じる瞬間って、どんなとき?

生徒

先生って、「人生を後悔しないように生きる」ってよく言いますよね。

それって、どういう感覚なんですか?

花暢

うーん、難しいね。

でもね、私の場合は「感謝して生きること」かな。

生徒

感謝……ですか?

花暢

そう。

ちゃんとしようとか、前向きになろうとかじゃなくて、

ふっとした瞬間に

「ああ、私は生かされているな」って感じるときがあるの。

生徒

何かきっかけがあるんですか?

きれいな景色とか、大切な人の顔とか。

花暢

それがね、特別な景色や誰かが浮かぶわけじゃないのよ。

どちらかというと、

エネルギーみたいなもの。

生徒

エネルギー?

花暢

うまく言えないけれど、

胸のあたりがふわっとゆるんで、

理由のない幸福感が広がる感じ。

生徒

理由がないのに、幸せなんですね。

花暢

そう。

「何かがうまくいったから」でもないし、

「願いが叶ったから」でもない。

ただ、生きていることそのものに

「ああ、ありがたいな」って思う瞬間。

生徒

それで、思わず神様に感謝するんですね。

花暢

そうなの。

誰かに教えられたわけでもないのに、

自然と「ありがとうございます」って心の中で言ってる。

生徒

占いのお仕事をしているから、

そういう感覚が強いんですか?

花暢

どうだろうね。

でも、たくさんの人の人生を見てきて思うのは、

後悔って、「出来なかったこと」よりも

「気づけなかったこと」から生まれる気がするの。

生徒

気づけなかったこと……。

花暢

もう十分与えられていたこととか、

ちゃんと生かされていたこととかね。

生徒

なるほど……。

花暢

だから私は、

占いで未来を当てるよりも、

「今、もうあるもの」に気づいてもらえたらいいなと思ってる。

生徒

それが、先生の占いなんですね。

花暢

うん。

数字も方位も、結局は

「あなたはちゃんと流れの中にいるよ」

って教えてくれるサインみたいなものだから。

生徒

なんだか、少し安心しました。

花暢

それで十分。

安心できたなら、今日はもう占いは終わりでもいいくらいね。

花暢のひとこと

人生を後悔しない秘訣は、

完璧に生きることでも、強くなることでもありません。

ふっと立ち止まったときに、

「生かされているな」と感じられるかどうか。

その感覚を、

大切にしていけたらいいですね。