世の中には、人の心を救うはずの「信じる力」を悪用し、不安を煽り、依存させる者たちがいる。

宗教も占いも、心の支えになることが理想のはず。

けれども、どちらも使い方を誤れば、人を不幸にする凶器になりかねない。

占い師である私からの視点から、宗教と占い、そして”依存”について考えてみたい。

最近、「魔女狩り」という言葉がやたらと出てくるけれど、正直なところ、その意味がよくわからなかった。

でも、ある面接で「信仰している宗教を教えてください」と聞くことが問題になった、というTwitterの話を見て、ようやくピンときた。

いや、それって魔女狩りじゃなくて、情報の乱用じゃない?と私は思うのだけど。

日本には信仰の自由があるだがら、面接で宗教を聞くのは個人情報の侵害に近いんじゃないかな。

それに、政治家と宗教団体との癒着問題とはまた次元が違う話。

政治家が宗教団体と関わると、票をもらったり便宜を図ったりで”利用される2可能性が出てくる。

実際、安倍元総理が旧統一教会にビデオレターを送ったことが、のちに誤解を生み、結果的に命を落とす悲劇につながったとも言われている。

信者の中には「総理が認めた宗教」と誤認していた人もいたという。

んも関わらす、どの政党も「宗教団体と政治団体の関係にどうルールを設けるか」という本質的な議論にはなかなか踏み込めない。

それこそが問題なのに。

「魔女狩りだ」「踏み絵だ」と騒ぐよりも、マインドコントロールや霊感商法と言った被害から人々をどう守るかーー

法整備こそが急務なのではないのだろうか。

信仰は自由。

でも、その自由が誰かの人生を壊すものであってなならない。

生活が立ち行かなくなるほどの「寄付」は、もはや美徳ではなく搾取だ。

私は占い師だが、特定の宗教団体には一切興味がない。

電話占いの世界にいて、感じたのは”依存”という問題。

中には、毎日電話をかけてきて、ただ話を聞いてほしいだけという方もいた。

それが続けば、当然、金銭的にも精神的にも依存になる。

まるで”占いジプシー”になってしまって、破産する人もいると聞いた。

一方で、宗教団体がたちが悪いのは「霊感商法」を堂々とやってしまうところ。

「この不幸は霊のせい」と言って、高額な祈祷や寄付を迫る。

救いのはずが、いつの間にか家庭を壊す”地獄の入り口”なっている。

特に宗教2世、3世の方々が声を上げているのは、幼い頃からずっと「選べなかった信仰」の中で苦しんできたから。

その痛みを思えば、「宗教にすがるより、良心的な占い師と関わるほうがよほど幸せ」ーーというのが、私の正直な感想である。

占い師は職業だ。

職業である以上、対価をいただいている。

だからこそ、プロとして、真剣にその人の人生と向き合っている。

宗教団体のように「のらりくらり」言葉を操って、審理の名のもとに人を惑わすものとは違う。

少なくとも、私が今まで見てきた限り、まとまな宗教団体には出会ったことがない。

「信じる心」は人間にとってかけがえのないもの。

だからこそ、それを食い物にする者には、決して騙されてはいけないと思うのです。