占いの現場から
「頑張ってきた人生を、否定しない占い」
※実例をもとにしていますが、プライバシー保護のため内容は一部編集し、匿名で掲載しています。
今回ご紹介するのは、
1971年6月30日生まれの女性・Tさんのお話です。
Tさんはシングルマザーとして、
仕事も子育ても、長い年月ひとりで背負い、懸命に生きてこられた方です。
現在は会社勤めをされていますが、
社長とその奥様との関係性の中で、精神的な負担を感じ、悩みを抱えておられました。
「このまま頑張ると、鬱になる」と言われて
Tさんは以前、別の占い師さんから
「このまま頑張り続けると、鬱になる」と言われたそうです。
その言葉を聞いたとき、
Tさんはとても深く傷ついたと話してくださいました。
「今まで頑張ってきた人生そのものを
否定された気がして、つらかった」
確かに、会社のために一生懸命尽くしてきた分、
社長や奥様の都合に振り回されている側面はあります。
人によっては、同じ状況で心が疲れてしまう場合もあるでしょう。
でも私は、Tさんのお話を聞いて、
「頑張っているから病気になる」
そんなふうには、どうしても思えませんでした。
私が大切にしていること
私は、鑑定の中で
その方の人生や、生き方を責めたり、
「間違っている」「ダメだ」と否定することはしません。
頑張ってきた人が病気になる、
それを決めつけるのは、
占いではなく“脅し”に近いものだと思っています。
Tさんは、確かに疲れていました。
でもそれは「弱いから」でも、「間違っているから」でもありません。
私からお伝えしたこと
Tさんには、こんなお話をしました。
頑張ること自体は、悪いことじゃない ただし、「休むことを意識する」ことは必要 奥様は、物事を計画的に進めるのが苦手なタイプ だからこそ、Tさんに甘えている部分がある
そして一番大切なこととして、
「嫌なときは嫌、ダメなときはダメって言っていい」
「それが言える関係だからこそ、今まで成り立ってきた」
と、伝えました。
遠慮し続けることが“優しさ”ではありません。
自分の気持ちを伝えることも、立派なバランスなのです。
数秘から見たTさんの本質
Tさんの誕生日には「3」のエネルギーがあります。
3を持つ人は、
楽しさ 明るさ 表現すること
これが、生きる力になります。
だから私は、こんなアドバイスもしました。
「もし、やっていて楽しくないなら、
それは“無理しているサイン”かもしれない」
「でも、楽しみながらやれているなら、
それは頑張っていても、無理ではないよ」
頑張ることと、無理をすることは、同じではありません。
今も、ときどき話しに来てくれます
Tさんは今でも、
「ちょっといっぱい、いっぱいになったな」と感じると、
話をしに来てくださいます。
それは、弱さではなく、
自分を守る力だと私は思っています。
最後に
私は、Tさんの人生を
「とても素敵な人生」だと感じています。
苦労も、責任も、すべて背負いながら、
それでも前を向いて生きてきた。
占いは、
誰かの人生を否定するためのものではありません。
その人が歩いてきた道を、
「それでよかった」と照らすためにあるものだと、
私は思っています。