― 子どもを心配しすぎてしまう親の心理 ―
親子の相談を受けていると、
多くの方が、同じ言葉を口にされます。
「心配しないようにしているんですけど……」
「放っておくのが、どうしてもできなくて」
その言葉の奥には、
親としての深い愛情と、
どうにもならない不安が同時に存在しています。
心配は、愛情だけでは説明できない
子どもを思う気持ちは、愛情です。
けれど、心配が止まらなくなるとき、
そこには別の感情も混ざっています。
・自分が何かしなければいけない
・見守るだけでは足りない
・放っておくのは、冷たいこと
そう思ってしまう背景には、
「親として失敗したくない」という
強い思いがあります。
「ちゃんと育てたか」という不安
多くの親が、
子どもが大人になってからも
自分に問い続けています。
「私は、ちゃんと育てただろうか」
「どこかで、間違えたのではないか」
この問いに、明確な答えはありません。
けれど、答えが出ないまま不安を抱え続けると、
その不安が「心配」という形で表に出てきます。
占いに現れる「親の不安」
数秘や流れを見ると、
心配が強すぎる親御さんには
ある傾向が現れます。
・責任感が強い
・自分を後回しにしてきた
・失敗を許されない環境で育った
そうした人生を歩んできた方ほど、
「見守る」よりも
「支える」「守る」を選び続けてきました。
心配しすぎると、子どもは苦しくなる
皮肉なことですが、
親の心配が強すぎると、
子どもはこう感じてしまうことがあります。
・信用されていない
・いつまでも子ども扱いされている
・失敗できない
親の愛情が、
知らず知らずのうちに
子どもの自由を奪ってしまうこともあるのです。
親の不安は、親自身のもの
占いの現場で、
私がよくお伝えすることがあります。
それは、
「その不安は、子どものものではなく、あなた自身のものです」
という言葉です。
不安を感じること自体は、悪くありません。
でも、その不安を
子どもの人生に乗せてしまうと、
親も子も、苦しくなります。
次回予告
次回は、
「親が距離を取るときに感じる罪悪感」
について、書いていきます。